Westminster dog show 4日目
最終日はワーキングドッグの日です。
超大型犬がたくさん出場します。
私は今日も朝7:30までに会場に到着して、会場がオープンすると同時に中に入っていきました。
なぜか今年のニューヨークは毎日雨で、雨ばっかり降っていましたので、ずっと傘を差して行動しなければなりませんでしたから、少々わずらわしかったです。
アメリカ人は傘を差さないんですよね(笑)
知っています。
しかし私は傘を差します。
濡れるのが嫌ですから。
多くの人たちは、ダウンジャケットのフードを頭にかぶって、それで濡れながら外に立っていましたが、私は傘を差していました。
私もダウンジャケットを着ていましたが、傘を差していました。
もちろん、ぜんぜん傘を差している人がいないわけではなく、私以外にも傘を差している人は少数ですがいました。
「アメリカ人はなぜ濡れても傘を差さないのか・・・俺は誰が何と言おうと傘を差すんだ」と思って差していました。
そうしましたら、その日の朝、いつものようにペンシルバニアホテルの前から(実際はちょっとホテルの横なんですが)出ているバスに乗って会場に向かっていましたら、もう一か所ホテルに止まって、そこで人を乗せて、そのバスは巡回してるんですが・・・ですから、会場→ペンシルバニアホテル→もう一つのホテル→会場、という順に巡回してるんですね。(2台のバスで巡回しています)
そのもう一つのホテルで止まったとき、なぜかわからなかったんですが、そのときだけ、「バスを乗り換えてくださ~い」と係りの人に言われて、乗客全員がバスを乗り換えるために、次のバスが来るまで、そのホテルの前で待っていました。
ホテルの前の、ちょうど屋根があるところに立ってたんですが、風もありましたし、車も通っていましたので、上からだけでなく様々な方向から小さいしぶきが飛んで来るわけですよ。
それでそこで傘を差したまま立っていましたら、通りすがりの黒人が、早口&小さな声で、「屋根があるのになんで傘を差してるんだ!!%$&②①$+!!」と言って行きました。
朝早いですし、まだ暗かったですし、起きたばっかりでしたから、最初何を言ったかわからなかったんですが、「う~ん・・・今、なんて言ったんだ・・・」と一生懸命考えていましたら、そのように言っていたことがわかりました。(最後の部分は聞き取れませんでした)
人がたくさんバスを待っていて、屋根のあるところで私が傘を差していましたので、通りにくかったんでしょうね。
若い頃なら、「しね黒んぼ!!ミトコンドリアの生まれたての、毒蝮三太夫がぁ!!」などと、意図的に下品に怒鳴っていたと思いますが
そういうことをまったく言いたくなりませんでした。
ただ野生動物のキツネかタヌキが前を横切って行っただけ・・・というような感じでした。
しかし、アメリカ人は傘を差すことが好きではないんですよね。
その黒人も、フードを頭にかぶり、濡れながら歩いて行きました。
それぞれの国に様々な文化や習慣があって、「なぜこんなことをするんだろうか・・」と思うことがありますが、おそらく私も他の国の人から見ると、同じように思われてるんだと思います。
しかし、「郷に入っては郷に従え」という言葉がありますが、自分が許容できる範囲のことは許容して郷に従っていますが、許容できないことは従う必要はないと思います。
例えば麺類を食べるときに、日本人は「ズルズル」音を立てて食べますよね。私も日本ではそうします。
しかし海外の人たちは、その音が猛烈に嫌なんですね。鼻をすすってる音に感じるんです。
ですから、私は海外で麺類を食べるときは音を立てずに食べます。
また、今回のコロナウイルスの流行で、外にいるときはマスクをしていたかったんですが、アメリカでマスクをしていると、多くの人たちは私を、「今すぐに隔離されなければならない重症ウイルス感染人間」のように思って、とても恐怖を感じます。普段マスクをする習慣がないからです。
ですから私もニューヨークに滞在していたあいだはマスクをしていませんでした。
自分が許容できることは郷に従っていました。
しかし雨が降っているのに傘を差さないのは許容できません。
ですから傘を差していました。
傘を差すか差さないかを24時間お伝えしていま~す☆
というように、ずっと傘を差していましたの話をしていますが(笑)
私は、このような極端な文化風習の違いを感じるとき、「日常とは違うところに来てるんだなぁ」と思って、感慨深い気持ちになります。
傘を差す。と傘を差さない。は、まったく逆のことですからね。
コウモリを食べると、コウモリを食べない。と同じです。
もう、いいかげんに中国の方々は、野生動物を食べない食習慣に変えていただけないでしょうかね・・・
野生動物を食べるから変なウイルスが人間に入ってくるんですよ・・・ブツブツ・・・
なぜか中国では、野生動物を食べると血液がキレイになると信じられてるんですよね・・・
まあ、いいです。
このように、世界がどんどん近くなっているとはいえ、まだまだ文化風習には大きな違いがあります。
・・・ドッグショーのことをぜんぜん話さないまま、終わろうとしています。
ドッグショー最終日はワーキングドッグが出場する日でした。
会場には私の大好きな犬たちがたくさんいました。
会場の様子は動画でご覧ください。
それではみなさん。失礼いたします。
会場の様子
https://youtu.be/CFLxaHGaQ6Q
ロットワイラーのジャッジ
https://youtu.be/H7MakGPW8vw