ウルフドッグを飼いたい・・・と、おっしゃる方がいらっしゃいます。
日本全国にたくさんいらっしゃいます。
しかし!なかなか海外から輸入した人は少ないです。
それで、私もウルフドッグを探してるんですが・・
こんなに買うのが難しい犬種だとは知りませんでした。
もう、何か所問い合わせたかわからないくらい問い合わせました。
ぜんぜん、うんともすんとも、何も返事がありません。
おそらく人気なんでしょうね。
人気だから、飼いたい人がたくさんいるから、予約でいっぱいで、わざわざ日本の誰かわからないような人間に売らなくてもいい。ということなんだと思います。
もちろん、20%ウルフのウルフドッグだとか、クオリティの低い犬は買えますよ。簡単に買えます。
それは全犬種に言えますが、クオリティの低い犬は、3万円~10万円くらいで販売されていて、ブリーダーも最初から販売目的で繁殖してる人が多いです。これは日本もそうです。
無数にいますから簡単に買えます。
COOLDOGSは、地球のトップの犬しか買いません。
なんかこう言うと、エゴイズムの塊の、根性の悪い人間のような印象を受ける方もいらっしゃるかもしれませんが、そうではありません。
全犬種に言えることですが、クオリティの低い犬の中には本物とは呼べないような犬がたくさんいます。本物とは呼べないような犬をわざわざ海外から高い金を出して買うのは依頼者の方に損害を与えているようなものです。
ですから、できるだけ良い犬を輸入することを考えるのは、依頼者の方のことを考えてのことです。
そして、良いものと悪いものを知ってるのに、わざわざ悪いものを選んだり、あるいは、悪いもので妥協したりして買いたくないですよね。お金がもったいないですよ。無駄遣いです。
もちろん、世界のナンバーワンの犬は高額すぎて買えないので、世界のトップの5%くらいに入っている犬だったらいいとか、世界のトップの10%に入っている犬だったらいいとか、この犬舎の犬だったらいいとか、そういう選び方はあるかもしれませんが、全然ダメな犬を早く金を得たいからそれでいい、なんていう買い方はあり得ないです。
ですから、依頼者の方の予算の中で買える最高の犬を探すのが私の役目だと思っています。
それでウルフドッグの世界のトップクラスの犬舎なんですが・・
ぜんぜん売ってくれないんですよ・・
まったく鼻もひっかけてくれません・・
この犬種が、こんなに買うのが難しいとは思いませんでした・・
ウルフドッグはモロシアン系の犬ではありませんが、多くのモロシアン系の犬を含めた、こういう強面(こわもて)の犬のブリーダーは、けっこうお金が好きな人が多くて、子犬がほしいと言うと、世界のトップブリーダーでも、「うん、いいよ♪」といって簡単に売ってくれる場合も多いんですが、たぶん、ウルフドッグは、やっぱり人気なんでしょうね・・・ぜんぜん売ってくれません。一切返事がありません。
そして、たぶん相当カワイイんだと思います。
自分の主人を決めたら、相当甘えてきて、相当カワイイんだと思います。
そして野生のオオカミ特有の顔と行動をしますからね。
かなり魅力的で、飼い主も簡単に子犬を誰にでも売りたくないんでしょうね・・
そして本物のオオカミは、1年に1回、春だけしか子供を生みません。
ですから、10月に生まれたウルフドッグなんていうのは、90%ウルフドッグなどと書いてあっても、それはウソなんですよね。
うーーーーーんんんん・・・
難しい・・・
4月に中国のウイグル地区に行こうとしたのも、オオカミを求めて行こうとしていました。
ウイグル地区はとても危険で、2キロおきに検問があって、パンツまで脱がされて検査されるだけでなく、外国人は誘拐されたり殺されたりする・・・ということで、結局行けなかったんですが・・
しかし、先月カナダに行って、お友達がウルフドッグを見つけてくれると言ってくれました。
よかったー
その返事を今待ってるんです。
ですから、子犬を見つけるのは、たぶんもうすぐ見つかると思うので、それはいいんですが
今までたくさんの人やブリーダーとウルフドッグについて話してきて
一つの大きな問題にぶつかりました。
本物のオオカミは、体重が45キロくらいで、最大でも55キロくらいだということでした。
これは、北米でも中国でも、そう言う人たちがたくさんいました。
だいたい90%の人はそう言いました。
ですから、55キロ以上のウルフドッグというのは、マスティフなどを混ぜていて、犬のほうの血が濃いということでした。
しかしこの動画をご覧になってください。
相当オオカミを探して、私は、ここのオオカミがとても好きになりました。
そしてこの一緒に動画に映っている女性も、ジョディフォスターみたいで、とてもキレイで
オオカミも女性も良くて、動画全体がとてもいいな。と思いました。
これは本物のオオカミです。
しかし、明らかに体重が60キロ以上ありますよね。
ご覧になってください。
https://www.youtube.com/watch?v=HjMJxPaWqLU&t=10s
https://www.youtube.com/watch?v=fXDPacET4cU&t=3s
そして、先月カナダに行ったとき
お友達の別の犬種のブリーダーと、その家の中で話していましたら
「オオカミはけっこう家の庭に来るよ」
と言ったんです!
え??マジでぇ???
この1年間、ずーーーーっと探していたオオカミが、家の庭に来るって言うんですよ。
野生の本物が!!
そしてそのお友達が言うには
野生のオオカミというのは、ものすごく巨大だと言うんです。
背の高さもこれくらいある。と言って、立って手でその位置を示していたんですが、1メートルくらいありました。
beast !!(私)(獣という意味)
yes, beast.(お友達)
それで家畜だとか飼い犬だとか襲って食べるって言うんですよ。
かなりデカいって言うんです。
あの雰囲気は、体重60キロ以上の雰囲気でした。
相当怖いですよね。
もちろん、小さいオオカミもたくさんいると思います。
小さい45キロくらいのオオカミも多いから、多くの人が、オオカミは体重45キロくらいだと言うんだと思います。
まあ体重45キロは別に小さくないですけどね(笑)
それに、カナダのオオカミはデカいのかもしれません。
中国にも寒い地域があって、そこのオオカミは60キロ以上あると言ってましたからね。
最初はそのロシア国境付近の中国の北のオオカミを買いに行く予定だったんです。
しかし、私のお友達の中国のエージェントが、そのオオカミブリーダーに詐欺にあったって言ったんです。今年の3月に。3か月前ですね。それで私も、「そんな奴からは犬を買わない」と言ってたんですが・・・、そのウルフドッグを購入される日本の依頼者の人と話していたら、その方が、ウイグル地区にオオカミブリーダーを発見されたので、そこに行こうとしたんですが、殺される可能性があるということでやめました。
2キロおきのパンツ脱がされ検問は受けて立とうじゃないか!と私は言ってたんですよ。
しかし、私の中国人エージェントたちは、かなりの高確率で拉致されると言って、みんな絶対反対と言って取りやめになりました。
まだうまくいくかわかりませんが、私がウルフドッグを輸入したら、みなさんにお見せします。
依頼者の方が見せたくない、とおっしゃったらダメですけど。
楽しみですね。
そして、オオカミの強さを侮って(あなどって)いましたが、オオカミはかなり強いようです。
筋力も相当強くて、警戒心も強いですから、ものすごく危険だそうですよ。
120cmくらいのフェンスを飛び越えるって言うんですから。
あ~そ~いえば・・
以前・・・というか、13年前、私が初めてロットワイラーを飼ったとき、ロットワイラーの筋力に驚いて、垂直飛びで120cmくらい飛び越える、などと言っていましたが(垂直飛びって言ったかな・・わすれましたが・・)、あれはちょっと大げさです。愛犬家の方々に間違った認識を与えてしまったことを、訂正してお詫びします。
たとえば!!
人間でもそうですが
70cmの高さに棒が横に・・・ほら・・・走り高跳びみたいに棒が横に置いてあったとしますよね。
そうしたら、人間だったら跨げる(またげる)じゃないですか。
跨いで棒を越えられますよね。
しかしそれは垂直に飛んでいるわけではありません。
犬だって、ちょっと飛んで、ななめに跨ぐようにして飛び越えれば、それは簡単ですからね。
垂直に飛んで70cm飛ぶというのは、相当の身体能力がないとできません。
ですから、ロットワイラーも・・・ロットワイラーの場合は、ものすごく頑張れば垂直に70cmくらいだったら飛べるかもしれません。70cmは無理かな。50㎝くらいかな・・・そんな感じですよ。
走ってきて、ぴょんと飛び越えるのは簡単ですよ。
走ってきて飛ぶんだったら、ものすごく頑張れば、1メートルくらいは飛び越えられるかもしれません。
しかしロットワイラーの背の高さは・・・どれくらいでしょうか・・・・60cmくらい??
頭までの高さでも1メートルはありません。
ですから、1メートルというのは、自分の身長の高さを飛び越えるということですからね。
人間だったら170㎝くらいを飛び越えることになります。
それはやはり、ロットワイラーの筋力と身体能力が優れているのは確かだと思います。
しかし、垂直とびで120㎝はあり得ません。すみません。許してください。
ロットワイラーの筋力が、あまりにも素晴らしいので、大げさに言いたかったんでしょうね。36歳くらいだったし。
飛び越えるのと、垂直に飛ぶのは違いますからね。
走り高跳びだって、人間が2メートルくらい飛び越えますけど、あれは垂直とびで2メートル飛んでるわけではないですからね。それに裏返ってるし・・(笑)シンプルな垂直とびとはあまりにもかけ離れています。
しかし本当に、ロットワイラーの筋力が凄いのは間違いないです。
ものすごく柔らかい筋肉で、爆発的なパワーがあります。それは本当です。
例えば、ピットブルが50キロくらいの体重で、ロットワイラーと同じくらいの体重だったとしても、負けてないくらいの筋力だと思います。あ~・・いや、ピットブルと比べたらダメですね・・
もちろん、ロットワイラーはピットブルより優れた筋力がある、なんていうことを言ってるわけではありません。しかし、相当、柔軟で強い筋肉であることは間違いありません。それは、ロットワイラーを飼っている人ならわかると思います。
ロットワイラーが、体重28キロくらいで、ピットブルと同じくらいの体重だったら、相当早く動けますし、相当強いと思いますよ。
しかし、みなさんご存知の通り、ピットブルは、攻撃サイボーグですから、ずーーーーっと攻撃し続ける意思があります。ですから、戦いにおいては、もちろんピットブルのほうが強いと思いますし、筋力も相当なものだということは知っています。
助走をつければ、家の屋根の上まで行くんじゃないか、というくらいの筋力がありますからねピットブルには(笑)。(ロットワイラーが120㎝くらい飛び越えられるのではないか・・という話しも、このピットブルが屋根の上まで行くんじゃないか・・という話しと同じように、ちょっと大げさに面白おかしく話したんだと思いますが、あのときのロットワイラー120㎝の話しは、面白さ半分でも、もう少しシリアスよりな感じで言いました、たしか。ですからやっぱり訂正してお詫びします)
ですから、ただ単に体重が軽ければピットブルにもロットワイラーが勝てるなんて思いません。
ただ、筋肉の質が似てるな・・・と、いつも思います。
マスティフ系の犬とぜんぜん違う筋肉ですからね。
また、いつもスタッフィを見てるとき、「小さなロットワイラーみたいだな・・」と思うことがあります。
ですから、ロットワイラーの筋肉の質は、マスティフなどの他の犬種と比べると、スタッフィから派生して作られたピットブルのほうに似てるな・・・と思うことがあります。
たとえば、マスティフ系の犬で攻撃性の高いナポリタンマスティフがいますが、やはり、筋肉の質がぜんぜん違いますからね。
ナポリタンは、やはりマスティフだな・・と思います。
ですから、純血種で、ローマ帝国時代から生き続けていて、尚且つ(なおかつ)、ピットブルやスタッフィと似ている筋肉を持つロットワイラーは、とても異質な犬種だと思います。
ロットワイラーは純血種ですからね。不思議ですよね。まあもちろん、どんな純血種であっても、最初は誰かが意図的に作った場合が多いんですが、ロットワイラーの場合は自然にできた感じですよね。ローマ帝国時代から生き続けていますからね。
しかしそれを言うならCAO(セントラルアジアンオフチャルカ)ですよね。
最初の10分は土佐犬より強いです。
10分で、急に、ウルトラマンのタイマーが切れたみたいに、一切戦わなくなるので、それが面白いんですが。
それでも土佐犬は、多くの人が苦心惨憺して、いろんな犬種を混ぜて、完全に100%闘犬として作った犬種です。その犬にさえ勝てるような強い犬が、自然にできた・・・純血種として・・・。これはとても神秘的です。オオカミとも自然交配したんじゃないか、と言われています。
不思議ですよね。
まあ、いいです。他の犬種の話しは。オオカミの話しに戻ります。
オオカミも自然にできた純血種ですからね。まあ犬ではなくオオカミですが。
しかしオオカミは、相当ヤバいらしいです。
目の前で見てませんからわかりませんが、かなりの筋力で、垂直とびかどうかはわかりませんが、120cmくらいのフェンスは飛び越えるということでした。
それだけの筋力があるということは、噛む力も相当強いですからね。
殺傷能力がありますよ。それは間違いありません。
野生の森の中で対峙(たいじ)したら、他の犬種は太刀打ちできないかもしれません。
そして、特別な、オオカミ特有の性質と動きをしますからね。
ウルフドッグ楽しみですね。
なんとしてでも輸入したいと思っています。
みなさんしばらくお待ちください。